開設:2005.3.22.                                                  

沖縄周遊

多くの人達の犠牲の上に今の平和が存在するのだ!この摩文仁の丘の上から見た海は素晴らしい、この丘の上に亡くなった多くの人達の名前が刻まれた墓標が海を見下ろしている。
当時、この丘は総司令部が置かれ、この丘で軍幹部が切腹して果てたのである。
そして、狂乱の時代が終局へと向かうのである。
そんな時代を知る人は少なくなってしまった。だが誰かが語り継がなければならぬと思う。
    
    
愛国なんて文字久しぶりに見た。
    
凄まじい過去の遺産を見た後は鍾乳洞見学、閉所恐怖症の爺にとっては鍾乳洞はどうもいけない、。家内は平気でいるから入らないわけにはいかず、意を決して見ることになってしまった。
    
鍾乳洞なるもの、どこも同じなり。
    
第2日目 東南植物園~グラスボート~パイン園~海洋博記念公園~今帰仁城~喜瀬ビーチホテル
植物園の見学で、やはり沖縄は基地の島だということを知らされた。
植物園上空が基地の飛行機の進入路らしくジェット機が低空で通過していくいのだ。それが半端ではないのだ。轟音とともに旋回しながら降下していくのである。
    
沖縄海洋博のとき造った水族館へ、いやはや熱いこと、完全にまいった。
家内はというと平気の平左ですたすた歩いてる。
水族館の大きなこと、7メートル位のジンベーザメいるし、エイもいる。上から太陽の光を取り入れ神秘的な風景なり。
    
第3日目 万座毛~ガラス工房~琉球村~守礼門~沖縄空港~羽田~自宅
万座毛の混雑、東京のラッシュ並み、大型バスが数珠つなぎで万座毛に押し寄せて、停滞また停滞なのだ!何の変哲もない断崖なのだが、海の青さは素晴らしい!
    
  爺にとっては琉球村の方が楽しい。
ハブとマングースの戦いなんて沖縄ならではのショーで大いに堪能、琉球の建物や生活や風俗を垣間見たが、本土とは異質な生活様式に思える。
屋根にはシーザーなるものが魔よけとして鎮座し、それ自体芸術品に近い。
    
琉球王国は1429年に尚巴志王が統一して誕生した。1879年明治政府による琉球処分まで琉球列島に存在した国家である。
太平洋戦争によって破壊された首里城は戦後再建築されて今に至る。
朱色を用い、総大な城となっているが、やはりの本の白とは異なっている。
    
    
振り返って、昔の琉球王国へ思いをはせてしまう。