開設:2005.3.22.  

鳥海山・最上川めぐり

春の桜めぐりが残念なつぼみであったので、四季を見る旅の難しさを感じていたが、懲りずに紅葉を見る旅へ行くことになった。
1日目は東北道~蔵王ハイライン~蔵王山頂~山形蔵王エコーライン~山形道~羽黒神社~温海温泉
ここ2週間は秋晴れが続いて、今回の旅も期待していたが、低気圧のおかげで芳しくなさそうな気配になってきた。車窓から雲に隠れた蔵王連峰をみて不吉な予感がした。    
    

まさに、その通りとなってしまった。山は大荒れ横殴りの雨なのである。右を見ても左を見てもなあ~んも見えない。まさに雨男ここにあり!
信仰の山、出羽三山の羽黒神社に参拝する。杉の大木に囲まれ、荘厳な神殿が鎮座していた。
    
「いつまでも家内と二人で、痴呆にならず、健康で過ごせますように!」とお願いする。
若かった時は神社にお参りなんてしたことはなかったが、この年になってくると、願い事が叶えられるかも知れぬと思うようになってきたから不思議なり。
    
2日目は温海温泉~鳥海山ブルーライン~最上川船下り~銀山温泉~赤倉温泉
朝から雨でどうなる事やら・・・・・・
鳥海山ブルーラインへ向かう途中の庄内平野で、白鳥が数万羽田んぼで餌をついばんでいるではないか、長旅の疲れをいやしているのだろう。我が町に飛来するのも今年は早いかもしれない。
    
    
雨また雨の鳥海山ブルーライン、まったく景色が見えず、展望台へ行くのに傘が折れてしまい始末、そこそこにバスに避難する。
    
最上川船下りも大雨で洪水注意報とかで増水中、船下りではなく船上りとなってしまった。これって貴重な体験?
    


何度かいろいろな場所で船下りなるものを体験しているが、いつも船頭さんの歌と語りの素晴らしさに驚き感動をしてる。
    ■下の写真は上の航空写真のの場所からの方向に写した写真です。
    

    
天気が良ければ、こんな光景が見られるのに残念なり。
    
車の乗り入れが出来ぬ、銀山温泉見学は土砂降りの雨の中歩くこと10分、古き大正ロマンを満喫する。
この銀山温泉にはカリフォルニア生まれのアメリカ人の女将がいて、銀山温泉の顔になってるらしい。
会ってみたいものだ。
雨止まず、全身びしょぬれ、靴の中まで雨がしみ込んで散々であった。
    
3日目は赤倉温泉~鳴子峡~鳴子こけし工房~東北道~仙台大観音~秋保大滝~東北道~自宅
朝、4時30分に起きてしまった。早速、岩風呂へ行く、大きな風呂爺一人なり。
2日間も雨なら、風呂くらい入り放題でなければ・・・・・・・・
やっと、雨も止みそうなり。
いや~ すばらしい鳴子峡、雨でもやもやしてた気分がすっきり。
自然の創造物はすばらしい、ただ人・人・人には参った!
    

この仙台観音の大きなこと、日本一だそうだ!下に立ってる家内の小さなこと。
    
    


秋保大滝の紅葉には少し早かったようである、連日の雨で水量は多く迫力満点!
    
今回の旅、悔いばかり残ったがすばらしき温泉を満喫できたから良しとしよう。