開設:2005.3.22.                                                

利尻・礼文周遊

今年になって、二人三脚きまま旅も4回目となって、家内も旅慣れてきた。
利尻礼文に決めたのはいいのだが、季節外れの台風の襲来で飛行機が飛ぶのかどうか心配したが、幸い東海上にそれてくれた。
1日目 羽田空港~新千歳空港~道央道~おびら番屋~サロベツ原野~宗谷岬~稚内
昭和20年代まで、この地はニシン漁で栄え、番屋の列が連なり、多くのヤン衆が働き、活況を呈していたのだ。花田番屋は質素な造りだがその大きさには驚きであった。
「つわものどもの夢のあと」とは番屋のことと思った。
    
この広大な原野にたつ30機の風力発電、何とも壮大なり、さすが北海道だ!
   
1時間走ってもオロロンラインは信号機ひとつない道であった。
2日目は稚内~礼文島~スコトン岬~澄海岬~元地海岸~利尻~オタトマリ沼~仙法志岬公園~姫沼
いよいよ3時間の船旅、台風の影響もあり、ちょっと揺れ加減なり。陸に上がっても雲の上を歩いてるような感じなのだ。
   
何とも残念なのは、利尻富士が霧で見えないのだ。台風だから仕方がない。
天候が良ければ、こんな風に見えるのだろうと想像。
    
最終日  利尻島~稚内~千歳空港~羽田空港~自宅
あという間の北への旅であった。日本の最北の稚内駅を撮ったが、寂しい写真になってしまった。
    
このレールがあの騒々しい東京駅につながっているなんて想像できない。たまたま1両のヂーゼルカーが入線してきたが一人もお客さんが降りてこなかった