今の教育は発想力を育てない!

発想の貧困

爺の家の庭はスズメやシジュウカラやメジロが来て餌をついばんでいる。
そんな光景を今の子供たちにゆっくりと見せてあげたい。こんななんでもない風景が心の情操教育にいいのだと爺は思う。
最近、ゆとり教育なんてものを文部科学省は打ち出して、土曜日を休みにするそうだ。
休みを増やすだけがゆとりとは、なんとも貧しき発想なり。
きっと1年もたたぬうちにひずみが出てきて元の木阿弥に違いない。
そもそも、ゆとりをはき違えている!
何も知らない子供たちがかわいそう、くだらない方針をおしつけられてさ!
なぜなら、大学入試レベル下がっていないし、受験システムも全く変わっていないからだ。
お金を使って塾で鍛えたやつが一流大学に入るような流れになってしまって、暗記教育に終始してる、この流れを変えない限り、なんら変わらないのさ!
外国みたいに独創性や文章力や表現力を生みだす教育をしてほしい、野山を自由に走り回り、自然からいろいろなものを吸収すれば、引きこもりや登校拒否なんてものはなくなってしまうだろう。
昔、綴り方教室という本を読んだことがあった。
田舎の小さな分校の無着成恭先生と子供たちの記録で、ともに泣き、ともに笑い、ともに痛みを分かち合い、一緒に成長していく実話物語であった。
今、こんな先生はどこを探してもいないだろう。