赤じゅうたんの上はバカ坊ちゃんが利口ぶって闊歩してる。

世襲議員は国を滅ぼす

自由民主党の福田総理大臣が突然辞職した。
与党である自由民主党は2年間で安倍総理、福田総理と二人が政権を投げ出してしまった。
今、国民は負担を強いられ、喘ぎながら働いているというのにあまりにも無責任である。
しかし、国民はイヤな仕事でも投げ出すことはできない。投げ出してしまえば、働く所が無くなり、ホームレスに堕ちかねないからである。
先日、記者会見である記者が、
「総理の記者会見でのお話は他人事のように聞こえるのですが!」
と質問した。
すると、総理はむっとするような顔をして
「貴方は他人事のようにとおっしゃったけれど、私は自分自身の事を客観的に見ることが出来るんです、貴方とは違うんです」
と言い放った。
きっと、貴方とは格が違うと言いたかったのであろう。
一国の総理なら、こんな質問くらい、ユーモアーを使ってさらりと流すくらいの器であってほしいものである。最近の政治家は人間のスケールが小さすぎる。
永田町の赤じゅうたんの上を二世三世議員が大手を振って歩いてること自体が異常である。
日本は衆参両議員の52%が世襲議員であるらしい。こんなばかげた国は世界中どこにもない。
あるホームページによれば、日本を牛耳ってる世襲政治屋家は200家なのだそうである。この200家がなければ日本はもっと良くなるというのである。
皆が皆そうではないと思うが、国会議員の父上のもとで何不自由なく、周りの取り巻きにちやほやされながら育ち、コネで大学に入り、コネで就職し、親から地盤を引き継ぎ、はたして庶民のための政治が出来るのだろうか?
もしかしたら、その200家は選挙区を自分の領地と思っているのだろう。それならば、小選挙区制を廃止したらいい。
今、優秀な若者が政治家を目指したとしても政治家になる確率は限りなく低いのではないか?
国民に夢と希望を与えられるような政治家が生まれてこない原因は世襲制にあると爺は思っている