議員には出たい人より、出したい人を!

打出の小槌

日本の地方議員の政務活動費の不正受給が多発している。
前払いの政務活動費、領収書の自作自演で返却しないとはあきれたものだ。
議員さんから見れば政務活動費はさしずめ「平成の打出の小槌」なのだろう。
今の日本には県議会議員から村会議員まで56,953人もの議員さんがいる。
平均310,000円のお給料をいただきながら、政務活動費という名目で何十万ものお金を前払いで受け取っているのだから不思議である。
兵庫県議会議員が泣きながら記者会見した事件があったが、あきれてものが言えない。
最近の富山市議会議員の話になると「みんなでやれば怖くない」の護送船団的話である。
しかし、公開されたのは氷山の一角に過ぎないだろう。庶民が額に汗して納めた税金をそんなヤカラに使ってもらいたくない。
爺が6年間務めた民生委員は無料奉仕のボランティアで毎日地域を走り回っているのだから、すべての議員さんもボランティアにしたらどうだろう、議会のあるときのみ日当を支払って、職業議員は廃止しようではないか!
ある国会議員さんも、富山市議会議員と同じ領収書の自作自演をして、何百万のお金を着服してるのに、マスコミもだんまり、お偉いさんもだんまり、 国会議員は無罪放免、地方議員は血祭り、こんなことでいいはずがない。
日本という国はおかしな国である。