日本語とは都合の良いように解釈できるものである。

月例経済報告

2001.3  改善の足踏みがみられる。
2001.4  弱含んでる。
2001.5  さらに弱含んでる。
2001.6  悪化しつつある。
2001.7  悪化している。
2001.8  さらに悪化している。
2001.9  引き続き悪化している。
2001.10 引き続きさらに悪化してい
        る。
2001.11 一段と悪化している。
2001.12 悪化を続けている。
2002.1  悪化を続けている。
2002.2  悪化を続けている。
2002.3  依然厳しい状況にあるが、一
                                 部下げ止まりの兆しが見え
                                 る。
                         2002.4  依然厳しい状況にあるが、底
                                 入れに向いた動きがみられ
                                 る。
これは政府の月例報告です。
みなさんお判りになりますか?
日本語のこの曖昧さ、爺の思考力ではみんな同じに感じてしまう。
但し書きもまた難解!
「これまでの悪化傾向に歯止めがかかり、今後さらに悪化することはないが、ただちに回復に向かうという意味ではない」
もっとわかりやすく、簡潔に表現できないのだろうか?
「今後の民需に期待する」だってさ!
景気を上げるのは庶民しだいっていうことか!