世界の教育と逆行する日本の教育、心配、心配。

一筆啓上

爺は文部科学省に一言申し上げたい。

● 1999年度は
新学習指導要網による学習内容は3割削減で共通で学ぶ知識の量は従来と比べて減りますが、自分で学ぼうとする意識や学び方をしっかりと身につけさせることにより心配のないようにしています。
● 2000年度は
ゆとりを持って繰り返し学ぶことで基礎、基本の確実な定着を図り、低下することの無きようにします。新しい学習指導要綱によって学力の低下することはありません。
●2001年度は
学力が低下しているという明確なデータはありませんが、学ぶ意欲などが国際的に見て低いレベルにあることが重要な課題となっています。新しい学習指導要綱の狙いを実現できるよう、文部科学省として教職員定数の改善など様々な支援を行っていきます。
●2002年度は
新しい学習指導要綱では学ぶ側も教える側も、時間的精神的なゆとりをもたらし、これを活用して、個に応じた指導、体験的問題解決的な学習を行うことが出来るようにするため教育内容を厳選しています。

これは過去4年間の教育白書、文部科学白書の抜粋だが、週5日制に移行し学力低下が社会問題になったことへの弁明としか思えない。
ゆとり教育がゆとり教育でなく、教師のゆとり生活になってしまっては・・・・・・・
各教科が3割削減されたのにもかかわらず、最高学府の入試レベルはかえって上がってるのが現状で塾や予備校や家庭教師が大繁盛となっている。
今、世界は生産主義社会から知識社会へと移行しつつあるとき、世界各国はこぞって教育内容を増やして対応しているのに、日本は逆方向へと向かってる。