「勝てば官軍」とはよく言ったものだ!

総選挙の不思議

衆議院選挙で自由民主党が圧勝した。
郵政民営化、郵政民営化、郵政民営化、郵政民営化の小泉総理の連呼で国民はマインドコントロールされたように自由民主党に投票した。
郵政 を民営化すれば、日本の将来はバラ色になると、繰り返し繰り返し、国民の頭に叩き込んだのだ!
「わが闘争」の中でヒトラーは次のように書いている。

"大衆的な者の大部分は、きわめて女性的な性質と見解を有している。 彼らの思想と行動は理性的な考察によるよりも。はるかに感情と情緒によって支配されるのが常である。従って女性の感受性は歴然たる支配者を好み、なかなか理解しがたい理論よりも、簡単にして力強い協議に満足する。一人としてその意味が分からない者がいなくなるまで、繰り返し、繰り返し、繰り返し宣伝しなければいけない。"

まさに小泉総理の衆議院選挙戦術そのものではないか!
小泉政権は任期中の4年間に290兆円もの国債を乱発し、日本の借金を800兆円の大台に乗せてしまったことには一切触れずに、単純明快な「郵政民営化」の繰り返しで選挙戦を乗り切ってしまった。
郵政民営化よりも庶民にとってはもっと身近な多くの問題で苦しめられている。
医療費負担増、年金減額、扶養者控除カット、雇用、等々であるが、一切衆議院選挙では話題にもならずであった。
踊らされる庶民にも大いなる責任があるのだ!

>